退院後、玄関の段差で立ち止まる場面が、増えていませんか?
階段は、できる人にとっては当たり前。
でも、一度離れた人にとっては、大きな壁です。
段階を踏めば、ちゃんと取り戻せます。
階段練習の前にやること
- 立位バランスの確認
- 片脚立ちの保持時間
- 段差5cm以上の昇降
これらが安定してから、階段練習に進みます。
焦って始めると、転倒リスクが上がります。
段階1: 手すり両側・1段ずつ
両手の手すりで、足を揃えながらゆっくり昇降。
まずは「上りも下りも、同じ足から」でOK。
ここで「階段を昇れた」体験を作ります。
段階2: 片手手すり
片側の手すりに切り替え、もう一方は壁を軽く支える。
ここで「一段一段」を意識します。
段階3: 足を交互に
最終段階。
安全マージンを保ちつつ、リズムよく昇降。
焦らない。
一段ずつでも、立派に階段です。
> 階段は、家の中で一番リスクが高い場所。安全>速さ。
段差を超えると、世界が広がる
階段が登れるようになると、玄関、駅、神社、寺院――行ける場所が一気に増えます。
それは、生活の自由を取り戻すことに直結します。
さいごに
3段で諦めない。
少しずつでいい。
「今日は2段、上がれた」――それだけでも、明日への足がかりになります。
階段は、人生に戻る入口です。