「これ、PTの担当ですか?OTの担当ですか?」

カンファでよく出る議論です。

線を引くことに時間を使うと、結局、利用者のためにならない。

それぞれの専門性を活かしながら、視点を重ねていく方が、結果が出ます。

役割の整理

  • PT:基本動作・移動
  • OT:応用動作・生活

これは、教科書的な分け方。

重なる領域

  • 上肢機能
  • 認知と動作
  • 家族指導

実際の臨床では、重なる領域がたくさんあります。

ここを「どっちの仕事?」と考えるより、「両方で関わる」方が、利用者にとっていい。

情報共有のコツ

  • カンファレンス
  • 共有記録
  • 立ち話レベルの会話

正式な場だけじゃなく、廊下や控室での「ちょっと聞いていい?」が、意外と効きます。

互いを、尊重する

専門性が違うことは、強みです。

「どっちが正しい」じゃなく「どう組み合わせるか」を考える。

PTがOTの領域に踏み込むことも、OTがPTの領域に触れることも、悪いことじゃない。

利用者にとって有益なら、なんでもいい。

> 「うちの担当外です」を言わないチームが、いちばん強い。

同じ言葉で話す

ICFや動作分析の言葉を、共通言語にすると、議論が早く深まります。

「専門用語の壁」を、お互いに低くしておく。

さいごに

PTとOTの連携は、利用者のためです。

役割の線引きで疲れるより、視点を重ねて「で、何ができるか」を考える方に、エネルギーを使いたいですね。

それが、いちばん早い回復の道だと思っています。