「なぜ、その介入をしたんですか?」

カンファレンスで、こう聞かれて答えに詰まった経験はありませんか。

臨床推論は、難しく聞こえる言葉だけど、実は単純です。

「仮説 → 検証」を繰り返すだけ。

ここを言語化できるようになると、臨床は急に変わります。

仮説 → 検証のサイクル

評価は、「仮説の検証作業」です。

何を確認したいのかを明確にしてから動く。

「なんとなく見る」と「これを確かめるために見る」では、得られる情報がまったく違います。

因子の整理

  • 個人因子
  • 環境因子
  • 構造・機能の問題
  • 活動・参加の問題

ICFの枠組みで整理すると、抜け漏れが減ります。

優先順位の判断

全部に手を出すより、最重要因子に絞る方が、結果が出ます。

「あれもこれも」じゃなく、「今、この人にとって、何が一番のボトルネックか」を見極める。

プラン立案

  • 短期目標
  • 長期目標
  • 介入の頻度・強度

短期と長期、両方を持つ。

短期だけだと、視野が狭くなる。

振り返り

1〜2週間ごとに、仮説を検証し直す習慣を。

「介入したけど、変わってない」なら、仮説が間違っている可能性が高い。

そこで止まれるかが、推論の質を決めます。

> 臨床推論は、技術じゃなく、姿勢。

さいごに

完璧な推論なんて、誰にもできません。

ただ、「なぜ」を言葉にする習慣だけは、ずっと持ち続けてほしい。

それが、3年後、5年後、10年後のあなたの臨床力を、確実に底上げします。