「腰が痛い」「膝が痛い」
痛みを訴える方は、本当に多いです。
ただ、痛みは「身体だけ」の問題ではないことが、ほとんど。
3つの視点を持って評価できるかどうかで、関わり方が大きく変わります。
3つの視点
- 構造的要因(組織の損傷など)
- 機能的要因(動作の癖・筋活動)
- 心理社会的要因(不安・うつ・仕事の状況)
慢性痛になるほど、心理社会的要因の影響が大きくなります。
評価ツール
- NRS、VAS(痛みの強さ)
- 疼痛部位の図示
- 動作との関連
「いつ、どこが、どのくらい痛いか」を、客観的に整理します。
問診の質が、すべて
痛みの「歴史」を聞くことが、臨床推論の質を上げます。
- いつから
- きっかけ
- 増減のパターン
- これまで試したこと
- 仕事や生活への影響
聞き方一つで、得られる情報量が変わります。
教育の重要性
正しい知識を持ってもらうことが、治療の半分です。
「痛みは、組織の損傷だけじゃない」と理解できると、回復が早まります。
特に慢性痛では、「痛みの仕組み」を教えるだけで、症状が軽くなる人もいます。
> 痛みの評価は、身体の評価より「人の評価」に近い。
さいごに
痛みは、本人にしか分かりません。
だからこそ、丁寧に聞き、丁寧に評価する。
「動かせばよくなる」「鍛えればよくなる」と単純化せず、その方の痛みの背景を、ちゃんと理解する。
そこから、本当のアプローチが始まります。