退院時に渡された装具。

「これ、いつまでつけるんですか?」

ご本人やご家族から、よく聞かれます。

装具との付き合い方を、現場視点で書きます。

装具は「目的」じゃなく「手段」

装具なしで歩く、がゴールとは限りません。

装具つきで安全に外を歩けることも、立派なゴールです。

目的は「装具を外す」じゃなく、「目標の生活ができる」こと。

ここを取り違えないことが、大事です。

つけ方のポイント

  • 肌着の上から装着
  • ベルクロは強すぎない強さで
  • 装着後に違和感がないか確認

毎日のことなので、つけやすさが続けやすさに直結します。

装具と歩行訓練

装具をつけたまま屋外を歩くことで、安全に距離を稼げます。

「装具なしで頑張る」と「装具ありで距離を伸ばす」は、別物の練習。

両方を、目的に応じて使い分けます。

メンテナンスもチェック

  • ベルクロの劣化
  • 樹脂の割れ
  • 靴との相性

定期的に専門家に見てもらうのがおすすめです。

> 装具は、生活の自由を取り戻すための道具です。

さいごに

「装具がある=障害が残っている」じゃない。

「装具のおかげで、外に出られる」

「装具のおかげで、家族と歩ける」

そういう向き合い方ができれば、装具との関係は、もっと優しいものになります。