「歩くと股関節が痛むんです」

「階段の昇り降りがつらくて」

変形性股関節症は、進行を完全には止められません。

でも、日々の動き方とセルフケアで、進行のスピードは変わります。

「うまく付き合う」発想で、書きます。

痛みを増やさない動き方

  • 急な方向転換を避ける
  • 長時間の同じ姿勢を避ける
  • 階段は手すりを使う

「痛い動き」を、繰り返さないこと。

小さなクセが、関節を傷つけていきます。

おすすめの運動

  • プールでの歩行
  • 自転車(負荷少なめ)
  • 股関節周囲のストレッチ

「歩く」が辛い時期は、別の運動で活動量を保ちます。

体重管理が、いちばん効く

1kgの減量で、股関節への負荷が3〜4kg軽減すると言われます。

「ダイエットは大変」と思うかもしれませんが、関節を守る薬を1日3回飲むより、効果は確かです。

受診のタイミング

  • 夜間痛が出てきた
  • 歩行に明らかな影響が出てきた
  • 痛みで眠れない日が増えてきた

これらが揃ったら、整形外科の受診を。

手術という選択肢も、頭の片隅に置いておきます。

> 進行は止められなくても、「痛みなく動ける時間」は伸ばせる。

さいごに

変形性股関節症は、長く付き合う疾患です。

「治す」より「うまく付き合う」。

そう構えると、楽になります。

毎日の小さなセルフケアが、5年後の自分を支えます。