「うちのやり方、間違ってますかね」
ご家族から、ふと聞かれることがあります。
よかれと思ってやっていることが、本人のためになっていない――。
そんなケースを、現場で何度も見てきました。
長く続けるために、避けたい3つのことを書きます。
1. 先回りしすぎる
「危ないから」「時間がかかるから」と、つい手を出してしまう。
本人がやろうとしている動作を奪うと、機能は落ちていきます。
「見守る勇気」を、家族にも持ってもらう必要があります。
2. 一人で抱え込む
「家族でやるべきだから」「外に頼むのは申し訳ない」――。
気持ちは分かります。
でも、家族だけで完結させようとすると、ほぼ確実に共倒れになります。
ケアマネ、訪問サービス、ショートステイ。
使えるものは、罪悪感なく使ってください。
3. 自分の健康を犠牲にする
介護者が倒れたら、すべてが止まります。
これは、本人にとっても、いちばん怖いシナリオです。
- 通院を、後回しにしない
- 睡眠を、削らない
- 外出する時間を、確保する
自分の健康管理は、最優先事項です。
> 「全部、家族で」は、続かない。「半分は誰かに」が、長持ちのコツ。
さいごに
「いい介護者であろう」と頑張りすぎないでください。
完璧な介護なんて、ありません。
失敗しながら、頼りながら、それでも続けていく。
それが、長期戦の介護で、いちばん大事な構え方です。
責めない、抱え込まない、休む。
これを忘れずに。