「がんばってね」

「もうちょっと、できるでしょ?」

「前はできたじゃない」

励ましたつもりの言葉が、本人の心を折ることがあります。

ご家族にしか言えない言葉があるからこそ、声かけは丁寧に。

リハビリの結果は、ここで大きく変わります。

NGワード

  • 「早くして」
  • 「前はできたのに」
  • 「もう無理でしょ」

意図がなくても、本人にとっては傷つく言葉。

無意識に使ってしまうことが、いちばん怖いです。

OKワード

  • 「ここまで、よく頑張ってる」
  • 「今日は、昨日より良かったね」
  • 「一緒に、やってみよう」

具体的に、過去の本人と比べて褒める。

「他人と比べる」じゃなく「過去の自分と比べる」。

比較しない

他人と比べると、意欲は削がれます。

「あの人はもう歩いてるのに」「同じ手術なのに」――これを言われると、本人は閉じます。

比べるのは「過去の自分」だけ。

それも、できた日を中心に。

成功体験を、一緒に喜ぶ

「立ち上がれた」「一段、階段上がれた」――小さな成功を、ちゃんと喜ぶ。

家族が喜んでくれることが、本人にとってのいちばんのご褒美です。

> リハビリの主役は、本人。家族は、いちばんの応援団。

さいごに

毎日見ていると、本人の小さな変化が見えにくくなります。

意識的に「今日できたこと」を探す。

小さくても、口に出す。

それだけで、本人の表情が、ぐっと変わります。

家族の声は、何よりのリハビリ薬です。