「腰が痛いから、できるだけ動かないようにしてます」
そう話す方が、いまだに多いです。
急性期の腰痛なら、それも正解。
でも、慢性腰痛では、話がまったく変わります。
「動かないこと」が、痛みを長引かせる原因になります。
「動かしてはいけない」の誤解
慢性腰痛では、適切な運動が痛みを軽減することが、研究で示されています。
ガイドラインでも、「運動療法」は強く推奨されています。
「安静」は、推奨されていません。
取り入れたい運動
- ウォーキング
- 体幹の協調運動
- 軽い筋力トレーニング
「無理に頑張る」じゃなく、「少しずつ動く」がポイント。
避けたい行動
- 1日中横になる
- 痛みを恐れて、全く動かない
- 過剰なストレッチ
動かないと、筋肉が落ち、姿勢が崩れ、また痛みが出る。
この悪循環を、運動で断ち切ります。
心理面のケアも
慢性痛は「考え方」も影響します。
「痛いと、何もできない」という考えに固まると、回復が遠のく。
動くことで「できた」を増やすと、自信が戻ってきます。
> 慢性腰痛は、痛みを「消す」より、「うまく付き合う」発想で。
さいごに
腰痛は、長く付き合う方が多い症状です。
「治す」を目標にすると、苦しくなる。
「動ける範囲を広げていく」を目標にすると、楽になります。
少しずつ、できる動きを増やしていく。
それが、慢性腰痛と上手に付き合うコツです。