「症例報告って、発表のためだけにやるんですか?」
若手から、こう聞かれることがあります。
答えは、いいえ。
発表より、「書く過程」に、いちばんの価値があります。
症例報告は、自分の臨床を整理する、最良のツールです。
構成
- 背景
- 評価
- 介入
- 結果
- 考察
この5つを、文字に起こすだけで、思考が整理されます。
「なんとなくやった」が、書けない。
書けないなら、思考が整っていなかったということです。
メッセージを、絞る
1つの症例で、伝えたいことを1つに絞る。
「この症例から得た学び」を1つ、中心に据えると、プレゼンは強くなります。
「あれもこれも」は、結果的に何も伝わりません。
図と動画の活用
言葉より、映像の方が伝わることが多い。
- 動作の動画
- 評価の図表
- ビフォーアフター
「見せる」発表の方が、印象に残ります。
フィードバックを、受ける
発表は、終わりじゃなく、対話の始まり。
質疑応答で、自分が見落としていた視点が、見えてきます。
そこが、本当の学びです。
> 症例報告は、発表のための準備じゃなく、思考の訓練。
さいごに
発表する機会がなくても、「自分のための症例ノート」を書くことを、おすすめします。
10例書き溜めたら、自分の臨床の「型」が見えてきます。
書くことが、いちばんの先生になります。