「最近、何も楽しくなくて」

「眠れない日が増えてきました」

ご家族から、ぽつりとこぼれる言葉。

介護者の心身を守ることは、介護を続けるための、最低条件です。

「自分が倒れたら、終わる」――その自覚が、いちばんの防御になります。

サインを、見逃さない

  • 眠れない
  • 食欲がない
  • 感情の起伏が激しい
  • 何も楽しくない
  • 涙が止まらない

これらが2週間以上続いたら、介護うつの可能性があります。

一人の時間を、作る

レスパイト(一時休息)を、罪悪感なく取る。

  • ショートステイを使う
  • デイサービスの時間を、自分のために使う
  • 家族や友人に、見ていてもらう

「申し訳ない」より、「続けるために必要」と捉えてください。

同じ立場の人と、繋がる

家族会、SNSのコミュニティ、サポートグループ。

共有できる場が、心を支えます。

「自分だけじゃない」と分かるだけで、ずいぶん楽になります。

専門家に、相談する

心療内科・精神科は、介護者にとっても、大事な味方です。

「自分が弱いから行く」じゃない。

「続けるために、整える」場所です。

> 介護者の健康が、介護の質を決める。

さいごに

「弱音を吐いていいですよ」――この言葉を、自分自身にもかけてあげてください。

頑張りすぎる人ほど、倒れます。

頼り、休み、整える。

それが、長く介護を続けるための、たった一つのコツです。

あなた自身を、ちゃんといたわってください。