退院前のカンファレンスで、介助の方法を教わる。

「ありがとうございます」と聞いて帰る。

でも、家に戻ってから、半分くらいは忘れている。

これ、実はよくあるパターンです。

介助方法を教わるベストなタイミングは、退院直後じゃない。

生活が始まって、2週間後くらいだと思っています。

退院直後の落とし穴

退院前は、情報が多すぎる時期です。

服薬、通院、サービス調整、家の準備。

そのうえに介助方法まで、全部を覚えるのは、無理があります。

2週間後が、ベスト

生活が始まり、「ここで困る」「ここがきつい」が、家族にも見えてくる時期。

その上で介助技術を教わると、「ああ、ここでこう動かせばいいのか」と、ストンと入ってきます。

ケースバイケースで、教わる

全身介助・部分介助・声かけ介助。

状況に応じて、選びます。

「全部やる」じゃなく、「ここだけ手伝う」が分かると、家族の負担はぐっと減ります。

動画記録という手

セラピストの介助を、動画で撮らせてもらう。

後で見返せるし、本人や他の家族にも共有できます。

「あの時、どうやってたっけ」を、なくせます。

> 介助は、本だけじゃ覚えられない。動き、空気、間――それを直接見るのがいちばん。

さいごに

「介助、ちゃんとできてないんじゃないか」と不安になることが、誰にでもあります。

でも、最初から完璧な介助なんて、できません。

家族なら、なおさら。

困った時に「教えてください」と言えることが、いちばん大事です。

それさえできれば、技術は、後からついてきます。