失語症のあるご本人と話す時、
ご家族はつい大きな声を出してしまったり、
子どもに話すような口調になってしまうことがあります。
本人は、分かっています。
ただ、出てこないだけです。
そこを混同しないことが、関係を変える第一歩です。
失語症の種類
- 運動性:話せないが、理解はできる
- 感覚性:話すが、理解しづらい
- 全失語:両方
どのタイプかで、関わり方が変わります。
やってはいけないこと
- 子ども扱い
- 急かす
- 本人抜きで会話を進める
ご本人の自尊心を守ることが、リハビリの土台になります。
工夫のポイント
- 短くゆっくり話す
- 一度に一つの質問
- 絵や写真を使う
「言葉だけ」に頼らない関わり方を、家族で工夫していく。
ST(言語聴覚士)との連携
家庭での関わり方をSTに教えてもらうと、関係性が安定します。
「家族向けの伝え方の練習」も、立派なリハビリです。
> 「話す」だけが、コミュニケーションじゃない。
さいごに
言葉が出ない不便さは、本人がいちばん感じています。
家族にできるのは、急がせないこと、待つこと、そして「分かろうとする姿勢」を見せること。
それだけで、関係は変わっていきます。