「自費リハビリは、いつ終えるんですか?」

これも、よく聞かれる質問です。

ずっと続けるものではない。

でも、終わるタイミングは曖昧になりやすい。

私が、ご家族と一緒に「卒業」を設計する時の考え方を書きます。

卒業のタイプは、3つ

• 設定したゴールを達成して卒業

• 自主トレで維持できる段階に到達して卒業

• 別のサービス(介護保険・通所など)に切り替えて卒業

どれも、立派な「終わり方」です。

「もう要らないから終わる」ではなく、「次のステージに進めるから終わる」。

そう捉えると、卒業が前向きな選択に変わります。

卒業前に準備したいこと

• 自主トレメニューが、本人または家族で続けられる形になっているか

• 介助方法が、家族にちゃんと伝わっているか

• 次の医療・介護資源に、引き継ぎができているか

「終わり」じゃなく、「次へのバトン」を意識します。

「完全卒業」じゃなくてもいい

  • 月1回だけのフォローを残す
  • 季節の変わり目だけ訪問する
  • 何かあった時の連絡窓口だけ残す

そんな柔らかい卒業もあります。

「またお願いするかも」が前提でいい。

それくらいの開かれ方の方が、無理がない。

> 「もう要らない」ではなく、「もう自分たちで歩ける」が、本当の卒業。

卒業のタイミングは、誰が決める?

担当者・ご本人・ご家族の3者で決めるのが理想。

「もう、卒業してもいいかな」と一番先に言うのは、本人だったりします。

その声を、ちゃんと拾えるかが大事です。

「卒業の話」を、最初からしておく

意外と大事なのが、「いつ終わるか」を始める前から話しておくこと。

「3か月後に、一度見直しましょう」

「半年後に、卒業の話をしましょう」

そう決めておくと、ずるずる続くこともなく、無理に終わらせることもない。

さいごに

始まりがあるなら、終わりがある。

それは、ネガティブなことじゃなくて、生活を取り戻した証拠です。

卒業の話を、最初から少しずつしておく。

それが、無理なく続ける一番のコツかもしれません。