「リハビリの目標、もっと体系的に管理したい」

そう感じている方に、GASをおすすめします。

GAS(Goal Attainment Scaling)――目標達成度評価。

構造化された目標設定の方法です。

手間はかかるけど、効果は確かに大きい。

GASとは

目標達成度を、5段階で評価する方法です。

  • +2:期待を大きく上回る達成
  • +1:期待を上回る達成
  • 0:期待通りの達成
  • -1:期待を下回る
  • -2:大きく下回る(出発点)

「○○できる」を、5段階で記述します。

メリット

  • 利用者の個別性に対応
  • 達成度が可視化
  • 動機付けに繋がる
  • 多職種で共有しやすい

「目標を達成したかどうか」を、感覚じゃなく、構造で評価できます。

注意点

  • 目標設定にスキルが必要
  • 主観性が、入りやすい
  • 慣れるまで、時間がかかる

最初は、戸惑います。

でも、3〜5例書いてみると、慣れてきます。

臨床への落とし込み

最初は、1〜2目標から。

慣れたら、数を増やしていくのがおすすめです。

利用者・家族にも、5段階を見せながら説明すると、共通言語ができます。

> 目標は、紙の上で「設計」できる。GASは、そのための道具。

さいごに

GASは、難しそうに見えて、慣れれば自然に使えます。

「ゴールを言語化する」訓練として、若手のうちにやっておくと、後で効きます。

目標設定のスキルは、一生のスキルです。