はじめまして理学療法士の有賀 大智です。
ここでは私が理学療法士をめざしたきっかけや、理学療法士としての想いをお話しできればと思います。
生い立ち
私は長野県の諏訪市に生まれ、南箕輪村という小さな村で育ちました。
私は未熟児として生まれ、気管狭窄症の手術で命を救われました。
当時の記憶はかなり朧げなものですが、病院のスタッフの献身的なサポートや両親の深い愛情に支えられ、大きな状態の悪化もなく健康に育つことができました。
高校在学中に進路を考える中で、「医療従事者や家族の支えがあり今の自分がある」ことに気づき、
身の回りの大切な人の健康を守れる仕事に就きたいと思い、理学療法士を志しました。
理学療法士の道
あれから4年後、無事、大学を卒業し、国家資格を取得。
これまで理学療法士としてリハビリ病院、在宅医療の現場で健康増進のサポートをしてきました。
特に在宅医療の現場では後遺症を持った方々が「ありたい自分」の実現に向けてリハビリに励む姿に胸をうたれました。
実際のご利用者様からの声です。↓
「病院で歩けるようになれたから、家に帰ってもトレーニングを続け、大好きだった山登りに行けるようになりたい。」
「長時間立っていられなくて好きな料理が苦痛だったけれど在宅リハビリで調理訓練を行い、今では安心して料理ができるようになった」
理学療法士として体現して生きたい想い
私の目標は、理学療法士として多くの人々の健康を支えることです。
社会資源をうまく利用して、後遺症を患ってしまった方が、もう一度イキイキ生活できるように様々な面からサポートしていきます。
理学療法士は一般的に「身体のリハビリをする人」というイメージが強いですが
私はこれまでの経験から「利用者様のなりたい姿ややりたいことを一緒に見つけ、その目標達成のために共に並走する仕事」だと考えています。
距離が離れているなら電話で療養相談を行う。
近くにいるなら訪問して生活しやすいレイアウトを一緒に考える。
個別で指名してくださった方にはオーダーメイドのリハビリを惜しみなく提供していきたい。
この想いが今このブログを見てくださっている方だけでなく、そのご両親、親戚の方にまで届いてほしい。
これからは大・健康時代
これから、自分の健康は自分で守っていく時代に突入します。
病院であたえられた自主練習をこなしているだけでは健康は作れません。
一緒に目標を立てて、うまくいったときは一緒に喜んでくれる、つらいときには一緒に悲しんでくれる。
専門知識を持って一緒に健康をつくってくれるサポーターが必要です。
最近は趣味がなくなってしまった、やりたいことはあるのに身体が追い付かない、
そんな悩みをもった方のサポーターでいたいと思います。
当事者の方とそのご家族が抱く「将来への不安や怖さ」を「笑顔と希望」に導く手助けをしていくことが私の使命です